2025年の振り返り記事では、円安の長期化や物価高といった厳しい環境の中でも、海外研修・留学のニーズが形を変えながら継続していることをお伝えしました。その記事をお読みいただいた学校関係者や保護者の皆様から、次に多く聞かれるのが、
「では、2026年度に向けて、どのように準備すればよいのか」という問いです。
本記事では、2025年に見えてきた市場動向を踏まえながら、2026年度の海外研修・グローバル教育を考えるうえで重要となる3つのポイントをご紹介します。
2025年度に見えた変化の兆し
2025年度の学校現場では、円安や航空運賃の上昇といった逆風が続く一方で、海外研修の「中身」を見直す動きが顕著になりました。
・単なる語学研修から、探究・課題解決型プログラムへのシフト
・欧米中心から、近隣アジア圏を含めた行き先の多様化
・渡航前後の学びを含めた、教育的価値の最大化
これらの流れは一過性のものではなく、2026年度以降の海外研修設計にも大きな影響を与えていくと考えられます。
2026年度に向けた、3つの重要キーワード
1.「語学+α」から「社会課題に向き合う学び」へ
2025年に選ばれたプログラムの多くは、「英語を学ぶこと」そのものよりも、現地で何を考え、何を体験したかに価値を置いた内容でした。
2026年度に向けてはさらに一歩進み、現地の学校・NPO・企業などと連携し、SDGsや地域課題に触れる探究型・課題解決型の海外研修が主流になっていくと考えられます。
重要なのは、渡航中の体験だけでなく、事前学習・事後学習を通して「学びをどう深めるか」という設計視点です。
2.「コスパ留学」の質的向上と行き先の多様化
2025年は、コストパフォーマンスを重視した留学先としてフィリピンが大きな注目を集めました。
2026年度に向けては、マレーシアやベトナムなど、英語が実践的に使われ、かつ急成長するアジア諸国も含め、選択肢はさらに広がっていくでしょう。
「費用を抑える」こと自体が目的ではなく、限られた予算の中で、どれだけ学習密度と体験価値を高められるかが問われる時代です。
マンツーマン指導、多文化環境、現地大学や企業との接点など、内容を見極めた“戦略的な国選び”が重要になります。
3.「行って終わり」にしない、キャリアにつながる設計
海外研修の価値は、渡航期間中だけで完結するものではありません。
2025年には、デジタルポートフォリオやオンラインツールを活用し、学びの成果を可視化・共有する取り組みも増えてきました。
2026年度に向けては、帰国後の振り返りや発表を通して、体験を言語化し、進路やキャリアにつなげる支援が、研修全体の評価を左右するポイントとなります。探究学習、総合的な学習の時間、進路指導との連動を見据えた設計が、これまで以上に重要です。
2026年度に向けた、早期検討のすすめ
航空運賃の変動や現地受け入れ枠の確保は、年々難しさを増しています。
2025年度の振り返りから見えてきた「成功のポイント」を踏まえ、早い段階から自校の教育方針やカリキュラムに合った海外研修を検討することが、結果的に質とコストの両立につながります。
イクシルでは、全国の学校支援実績と最新の渡航先データをもとに、予算・学年構成・探究/キャリア教育との接続を踏まえた学校別オーダーメイド型の海外研修プランニングを行っています。
2026年度に向けた検討や情報収集の一環として、ぜひお気軽にご相談ください。
【実績紹介】神奈川県私立高校様(マレーシア)
2025年度、神奈川県内の私立高校様では、マレーシアを舞台とした海外研修を実施しました。
多文化環境での学習や現地大学訪問を通じ、語学力だけでなく探究的な学びを重視したプログラムを展開しました。
限られた予算の中でも、体験の質と学習効果を高めた研修事例です。
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